入院のワンちゃんの状態をみるため、昨日より徹夜でした。静かな病院で入院しているネコちゃん、ワンちゃんを管理していると、自然と話しかけることが多くなります。入院しているワンちゃん、ネコちゃんの病態は様々です。そのため、かける言葉も色々です。私は動物が『生きる』ということをどう思っているのかよく聞きたくなります。映画のドクタードリトルではないですが、動物の言葉がわかりたいですね。
私の尊敬する県内で開業されている循環器の先生と会合がありました。先生はどこでお会いしても、いつも笑顔で優しい先生です。もう還暦を迎えられたとのこと。会合の目的は、循環器の診断方法として心臓血液マーカーをどう使うかという内容です。話し合いの中で、先生の循環器医療に対する情熱が、どんどん伝わってきました。本当に人間性は顔の表情にあらわれるものですね。未来の自分もそうありたいものです。
今日は岐阜の病院より心臓の検査依頼がありました。主治医の先生自ら、検査するワンちゃんをつれて来られました。何とかしたいという気持ちが、すごく伝わってきます。良い獣医師とはこういう先生のことを言うのでしょうね。ワンちゃんは重篤な肺高血圧症でした。すごく優しいワンちゃんで、早く元気になってほしいものです。肺高血圧症は心臓から肺に血液を送る血管の内腔が狭くなり、肺血管の血圧が高くなる病気です。肺に血液を送る心臓の部位を右心室といいます。この右心室は肺血管の高い血圧に耐えるようにはできていません。そのため肺血管の血圧の高い状態が続くと、右心室の機能は低下しはじめます。腹水や胸水、重篤な呼吸不全などが認められます。医学でも治療が難しい病気で、獣医療では診断時にはかなり重度な状態であるため治療が難しいです。近年の獣医循環器学会では、肺高血圧症の発表・講演が多くなりました。近い将来、より良い治療方針ができることでしょう。
開業して1年が経ちました。私の人生の中で一番時の流れが早かった1年でした。この1年間、大過なくここまでやってこれたのは、ひとえに皆様のお力添えがあったからだと深く感謝しています。開業当時は右も左もわからず、皆様にはご迷惑を御掛けしたことでしょう。それにも関わらず、多くの方に来院していただき感謝しております。小さな病院で力はありませんが、スタッフ一同日々成長し、最善の治療を患者様に提供できるよう努力してまいります。
今日は理事を務めている日本獣医腎泌尿器学会が東京で開催されました。お休みを頂き、参加予定でしたが入院しているワンちゃん、ネコちゃんがいたため参加しませんでした。学会内容については、参加された先生より情報を得ましたので、お腹一杯です。ところで最近は、勉強会もインターネットでLIVEで発信されることが多くなりました。わざわざ遠くに行かなくても勉強できるとは、本当に便利な時代です。しかし、学会に参加して色々な先生方と直接会話し、情報を交換することも大事です。やはりもう一人、自分が欲しいですね。
当院では一ヶ月に1回企業の方に来ていただき、院内フードセミナーを行っています。当院スタッフ向けのセミナーです。色々な会社、色々な種類のフードがあるため、どのような病気処方し、何の効果があるのかをしっかり勉強する必要があります。皆、居眠りせずに聞いています。感心・感心です。
8月2、3、4日、私は38度台の発熱に苦しめられていました。久しぶりの発熱でしたが、こんなにしんどいものだったのかと再認識しました。ワンちゃんネコちゃんが発熱すると、ぐったりして食欲が低下しますが、その理由がよく分かりました。健康だけが取り柄の私ですが、年と気候には勝てませんでした。幸い診察を休むことはありませんでしたが、自己管理を徹底しないといけません。しかし何だったのか、発熱だけで終わりました。
開業してから交通事故の猫ちゃんが数回入院しました。顎の骨折をした猫ちゃん、眼球が破裂した猫ちゃんなど・・・。以前に勤めていた病院は郊外にあったせいか、野良猫ちゃんが交通事故を起こして来院することがよくありました。今月に入って交通事故で来院・入院する猫ちゃんが多く、市内であっても郊外と変わらないものだと感じました。外が大好きな猫ちゃんや、野良猫ちゃんに気を付けて下さいとは言えず、何か対策があればよいものですが・・悩みます。
私は妊娠中の猫ちゃんを先月より診察していました。しっかり産めるのかとご家族は心配されていました。猫ちゃんは昨日夜より産気づき始めました。猫ちゃんは基本的に帝王切開になることは少ないのですが、ご家族の不安を取り除くためにも、連絡をこまめにとりながら経過をみていました。そして今日、4匹しっかり産むことができました。ご家族が出産前に『孫を待つような気持ちよ』と言ってましたが(笑)、お孫さんに会えて本当に良かったですね。頑張って育ててください。
明日は東京で講演のため、診察後に東京へ出張しています。学会などで東京にはよく行きますが、いつもは朝出発です。今回のように夜の出発はあまり経験がありません。深夜の東京はまた違って見えてとても怖いです。ホテルまでの道を迷い、着いた頃には汗だくです。聞いたら、駅から歩くには無茶があるとのこと・・・・・(涙)。なでしこJAPANが放送されている深夜ですが、私は今から講演の練習です。頑張ります。
以前にもブログに書きましたが、私は一ヶ月に2度、日曜日の午後に他院にて循環器の診察をしています。今日はその日でしたが、診察する件数があまりに多かったため、かなり疲れました。しかし、診察後に大好きなカレーを食べたので復活しました。カレーを作った人に感謝です。特に今日はドタバタで、朝から夜まで食事をしておらず、よりカレーが美味しく感じ、感謝しまくりです。ありがとうカレーさん。
私が以前に勤務していた病院は、近くに自然が多かったため、マダニが寄生したワンちゃんをよく診察しました。名古屋市内に開業してマダニをみる機会も少なるだろうと思っていましたが・・・、いました。マダニ君は都会、田舎関係なくどこにでもいますね。マダニ寄生による重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が人で発症しメディアで報告されて以来、多くの人がマダ二に関心を持っています。犬のマダニ寄生で有名なのはバベシア症です。バベシア症は、マダニの吸血によってバベシアという原虫が犬の体内に入り、赤血球に寄生して重い貧血を起こす病気です。バベシア症に感染すると、40度を超える発熱や重い貧血、元気や食欲の低下、血尿といった症状が現れます。感染から発症までの期間が2〜3週間といわれていますので、もし寄生されたらしっかり経過を見ておくべきでしょう。マダ二が吸着してからバベシアに感染するまでの時間は48時間といわれています。感染しなければ発症することもありません。この48時間がとても重要ですから、予防は確実におこなって下さい。

今日は診療後、一宮市の動物病院にて講演をしてきました。とても綺麗な病院でビックリしました。最近、以前からあった病院を増設ならびにリフォームしたとのことです。スタッフの方々もやる気がみなぎっており、とても刺激になりました。




















ペットホテルも随時対応しております。



