今日は診療後、PM9:00より他院で『僧帽弁閉鎖不全症の考え方』について講演しました。小さな勉強会で講演する機会が少ないため、本当に良い勉強をさせていただきました。アットホームな感じで質問してもらえて嬉しい限りです。僧帽弁閉鎖不全症は、小型犬でよく認められる疾患です。心臓病は確実に悪化しますが、早期に病態を把握し、経過をしっかり観察すれば管理することが十分可能な病気です。治療は臨床症状に合わせて、その必要性を見極めるべきです。当院に来院される僧帽弁閉鎖不全症のワンちゃんは、無治療の軽度から重度まで様々ですが、皆しっかり定期検診を受けていただいています。飼い主様の意識が高い証拠ですね。