獣医循環器専門誌の『Veterinary Circulation』に心原性胸水について書きました。胸水貯留が認められる動物は、致死的な疾患が認められる事が多いです。腫瘍・感染・心臓病などの鑑別が必要となります。しかし来院時、状態が悪いため、詳細な検査をすることができず、鑑別診断が困難となることがあります。どのように診断し、どのように治療するかについて書きました。