今日は夜に『心房細動』とう不整脈について講演させて頂きました。心房細動はワンちゃんにとってはとても怖い不整脈です。私は拡張型心筋症、僧房弁閉鎖不全症の合併症としてみることが多いです。特に小型犬で発症した場合は平均1.1ヶ月の生存期間と言われています。小型犬の心臓病といえば、僧房弁閉鎖不全症です。僧房弁閉鎖不全症のワンちゃんを診察するときは、日常の診察からしっかり心拍数を測定しておくと良いでしょう。いつもと同じ環境で測定しているにも関わらず、心拍数が来院の度に速くなるなどの変化があった時は注意が必要です。定期検診による早期の対応が、心房細動の予防となります。